経営と保全を繋ぐDXソリューション 工場保全は経営課題!
戦略的な保全DXの推進により
競争力の高い製造現場への変革を

紙によるデータ記録やExcelの集計の部分最適だけで、保全を終えていませんか?
保全とは、工場の生産性と効率を維持するための全体最適の業務変革!
“真の保全DX” = 「業務変革」を実現しないと起きるリスク

  • コスト

    事後保全を中心に対処すると起きるリスク

    売上機会の損失
    製品に対する信頼の低下

    • 設備や機械の修理コストが増大。
    • 生産の遅れを取り戻すために要する、人的コスト(主に残業代など)の増大。
    • 予期せぬ設備停止により、生産ラインがストップし、失われる収益性。
  • 技術継承

    技術・ノウハウの属人化によるリスク

    緊急時の対応の遅れ
    事業存続に対する機会喪失

    • ノウハウを持った保全担当者が年々高齢化し、第一線をリタイア。
    • 保全ノウハウが共有されておらず、現場でスムーズな復旧方法がわからない。
    • 文字が読みにくく、写真もない手書きマニュアルでは、引き継ぎが上手く行われない。
  • ビジネス機会

    脱炭素化の準備不足によるリスク

    投資家の関心の低下
    ビジネス機会の損失

    • CO2削減やカーボンニュートラルへの対応ができていない。
    • IR面で、社会的貢献に対する、ステークホルダーへの賛同が得られない。
    • ESG投資への機会も失われてしまう。

このような事態を回避するためには……
経営層と現場で共通認識を持てる
「データ化」の推進が求められます!

「保全による 投資対効果のデータ化と 保全業務の デジタル化 によって解決」

経営者・DX推進リーダーが、
工場の保全業務にしっかりと目を向け、
適切な予算とリソースを配分すると、
競争力に優れた保全DXを実現できます!

データを活用した「攻め」の保全DX
~その3つのメリットとは?~

経営陣が保全現場のデータを共有すると、データに基づいた保全投資への「意思決定」が行えます。ナレッジ共有基盤の構築により、組織全体での保全に向けた「意識と対応力」を強化し、技術・技能のスムーズな継承も可能になります。また、経営陣と保全現場が共通の目標を持つことで、環境面などの「長期的な保全ビジョン」も共有できます。

  • MERIT 01 リアルタイムな保全データを活用する
    ことで、
    「かけるべき真のコスト」を
    見極められる

    • 1設備の稼働や故障の状況を、リアルタイムで収集・可視化して分析

      設備の稼働データをビジュアルライク、かつリアルタイムに分析し、データに基づいて設備の状況を見定めて、最適な保全を進めることができます。設備の故障確率と重要度をかけあわせることで、対処すべきプライオリティを決定することも可能になります。

    • 2データ・ドリブンにより「かけるべきコスト」を根拠データベースで決定

      保全業務において実際に「かかるコスト」と、「かけるべきコスト」を分けて考え、「かけるべきコスト」に対して適切に投資することで、「かかるコスト」を減少させて、結果的に経営効率を向上できるようになります。

      かかるコスト
      • 設備の故障による生産の停止や遅延(残業ロス)
      • 品質低下による製品の不良(作り直し・
        廃棄ロス)
      • 設備の老朽化による効率の低下(時間ロス)
      かけるべきコスト
      • XA641-E4T 1号機

        ドカ停がよく起きていて
        その際の生産ロスが大きい

        かけるべきコスト
        リアルタイムの状態監視
        定期点検や保守業務の強化
        交換・予備パーツの在庫管理
      • XA641-E4T 2号機

        頻繁にチョコ停するが
        修理にコストはかからない

        かけるべきコスト
        現場での復旧作業の指導
  • MERIT 01 ナレッジ共有の基盤を構築できるため、
    組織全体での保全に向けた
    意識と対応力が向上する

    • 後継者不足や高齢労働者のスキル維持の
      課題を解決

      技能・技術継承は経営課題の1つですが、実際に取り組んでいる製造業は多くありません。保全の技術・技能が十分に継承されずにベテランがリタイアすると、設備故障からのリカバリが遅れ、生産性低下や品質劣化の恐れがあります。技能・技術を継承するための対策を練ることが重要です。

      • ナレッジの標準化

        各種台帳・作業手順・帳票などへの記入ルール、依頼の方法など、保全業務の手順を統一し、ベテランと若手の作業におけるバラツキを減らします。これは保全管理パッケージを導入する際にも必要な作業であり、すぐにプロジェクト化することを推奨します。

      • 教育プログラムの設計

        動画やVRシミュレーション、インタラクティブな教材を用いたトレーニングを通じて、文字だけでは伝わらない実践的な技術を学んでもらいます。その教育計画や教材はベテランが作成するので、操作が容易なツールを選ぶことがポイントとなります。

  • MERIT 01 環境への配慮に取り組むことで
    コストの削減・ブランド価値の
    向上につなげる

    • 環境への配慮だけではなく、経営戦略としてのメリットも!

      カーボンニュートラルへの対応は、環境の配慮はもちろんのこと、経営戦略としても多くのメリットがあります。保全業務の変革を機に、カーボンニュートラルへの対応を推進することで、「企業競争力の強化」と「持続可能な成長」を進めましょう。

      • 環境規制への対応

        各国や各地域で温室効果ガスの排出量に対する規制が高まるなか、今後の規制に適応し、法的リスクを回避します。環境負荷を軽減するために、保全業務と連携して設備の効率化を図ることでエネルギー効率を向上させ、運用コストの削減も同時に狙えます。

      • 企業競争力の強化

        環境への取り組みは、企業にとってのブランド価値を強化する要素の1つです。持続可能なビジネスを実践する企業は、消費者や取引先からの信頼を得やすく、ESG投資先として高く評価され、結果的に市場での競争力を高めることができます。

      • CO2・コストの削減

        稼働ロスのない「設備の最適な運用」、エネルギー効率を維持する「設備の定期点検と保守」、エネルギー消費のトレンドを見る「エネルギー使用の監視・分析」という、保全の視点でのエネルギーとCO2の削減に取り組み、コスト削減につなげることができます。

人とモノの情報を統合し、
現場のデジタルデータをマネージドする
mcframe SIGNAL CHAIN

mcframe SIGNAL CHAIN

デジタルツールの導入は、あくまで手段に過ぎません。真の意味での保全DXを実現するためには、業務変革を目指すことが肝要です。mcframe SIGNAL CHAINには、業務変革を実現する仕組みやシステムがあります。これにより、前出のコスト・技術継承・ビジネス機会の損失といった問題を解決しながら、戦略的な視点で企業全体の競争力の強化に寄与できます。また、国内拠点のみならず、グローバル拠点を持つ中堅・大企業への支援も行えます。

事例

生産実績と設備保全データの集計・管理を全社で共通化
DX推進に向けたデータ基盤を確立

株式会社 アーレスティ

Ahresty

株式会社アーレスティは、デジタル技術を活用した業務の効率化や生産品質の向上の取り組みを推進。ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の稼働モニタリング(OM)、および設備メンテナンス(EM)を備えたIoTソリューション「mcframe SIGNAL CHAIN」と、現場の情報をタブレットで収集し活用する「mcframe RAKU-PAD」を導入することで、全社横断のデータ活用を加速させる「DX推進のデータ基盤」を確立しました。

  • BEFORE

    • 日報を個人ごとに紙媒体で作成していたため、同じ生産ラインのほかのスタッフの情報を効率的に共有できていなかった。
    • 設備の稼働状況は収集できていたが、現場の帳票が手書きであるため、生産実績の収集に時間がかかっていた。
    • 設備の状況や故障情報は各工場で管理されていたため、ある工場の情報を経営層や本社機能部門、他工場が把握するには、メールや電話で問い合わせる必要があった。
  • AFTER

    • 現場にてタブレットから情報をすぐにシステムに取り込む仕組みで日報作成や情報共有を効率化。
    • 日報は、稼働監視データとの連携で入力を省力化するほか、故障率などの指標を自動表示することで個人の意識づけにも寄与。
    • 設備保全に関する情報を全社共通のシステムに集約し、データに基づいて業務改革を進めていくための基盤を確立。

Mcframe SIGNAL CHAIN『経営と保全をつなぐDX』
資料ダウンロード

mcframe SIGNAL CHAIN
  • 『保全DXを推進するための考え方
    経営と保全をつなぐためのプラットフォーム
    mcframeの工場DXソリューション』資料

    攻めの保全DXを目指す経営者のためのお役立ち資料・mcframe SIGNAL CHAINの詳細紹介

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