製造業でありがちな上記課題の解決には、BOMやBOP、3DCAD、実際原価など、様々なデータを集約し、利活用を推進するデータ活用基盤の導入が効果的です。一ヵ所の変更が全体のプロセスに、そして、製品の原価にどのような影響をおよぼすのかを、瞬時に、しかも高精度でシミュレートでき、データに基づく原価企画を支援します。営業・設計・調達・製造などすべての関係者がシームレスにつながり、一体となって原価企画に取り組むための “ものづくりエンジニアリングプラットフォーム”。それが「mcframe PLM」です。
「mcframe PLM」は下記4つの価値(特長)を提供。製造業の原価企画を支援し利益力を強化します。
製造/調達/品質保証/営業など、設計以外の部門と設計仕掛段階のE-BOMを共有することにより、同時並行的に生産技術の視点でBOPをレビューしたり、全員参加型で原価低減のアイディアを出し合い、改善することが可能に。データに基づくコミュニケーション活性化で、開発期間短縮と原価低減を実現します。
E-BOM・M-BOM・BOPを関連付けて表示(黄線)
/ BOP上の工程に紐づくプロパティを表示(赤線)
E-BOMとM-BOMをつなぎ、使用する部品の組み立て順序や手配の方法について、工程ノード(プロセスフロー)としてビジュアル化したBOPを提供します。E-BOM/M-BOM/BOPを関連付けて単一画面に表示することで、製造効率/品質/コストなど多面的に問題点を可視化。早期に上流工程へフィードバックし改善することで、コスト増の芽を摘みます。
品目属性情報と3D形状を組み合わせて検索が可能
/ ベースモデルとの形状差異や変更履歴を確認し、
部品が適用できるかを判断
複数の製品/ユニットで使われている構成部品を
一覧表示し、標準部品選定を支援
部品の共通化・標準化によって、コストの塊とも言える“新しい部品”をできるだけ回避することも、製造コスト低減に大きな効果を発揮します。「mcframe PLM」の3D形状検索機能を使えば、素早く効率的に、利用可能性の高い過去部品の一覧を表示。新たに部品を作ることで発生するコストの無駄を排除できます。
既存部品/流用部品については、生産管理システムのデータを活用
コスト最適化(実際原価と標準原価の乖離解消)の取り組みでは、実績値を管理するERPとの連携によるデータ分析が欠かせません。「mcframe PLM」は、「mcframe 7」のほか他社ERPにも対応する、マルチERP連携機能を提供。標準原価を目指すための、より精度が高いマスタ作りや、ライフサイクルコストを見越した最適な新製品投入を実現します。
航空機の内装品を製造する株式会社ジャムコでは、見積原価の精度や積算スピードの改善に向けて、ビジネスエンジニアリングの「mcframe PLM」を導入。BOMや図面、過去の実際原価などを容易に参照できるデータ基盤を構築し、原価を意識した設計業務や購買を促進することで、収益力強化を目指しました。
下記のフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。
その後ダウンロードページに遷移しますので、各ファイルをダウンロードしてください。
mcframe PLM カタログをダウンロードいただけます。
mcframe PLM EM-Bridgeの導入効果を概要と重要機能に焦点を当てご紹介しています。
※「送信する」を押しても画面が切り替わらない場合は「*」付の必須項目が埋まっているか、ご確認ください。